カードローンの返済シミュレーションの罠
カードローンの返済シミュレーションというのがインターネット上でいくつか試せるようになっています。しかし、実は返済シミュレーションどおりにいかないということもよくあることなのです。ここではカードローンのシミュレーションについて注意点をいくつか紹介したいと思います。
返済シミュレーションとは、どのようなものでしょうか。カードローンに契約すると、契約時の条件に応じてカードローンの金利が決まります。この金利を元に、融資を受けた場合の返済額をシミュレーションするのが、インターネット上にあるカードローンの返済シミュレーションです。
しかし、このような返済シミュレーションを色々試してみると、ある共通の条件が見えてきます。その条件とは、毎月きちんと返済するという条件です。毎月きちんと返済し、延滞のない状態では、毎月の返済額がいくらで、そして何年後に返済が終わるというようなシミュレーションになるわけです。
カードローンの返済ができずに多重債務に陥っていく人の中には返済シミュレーションできちんと計画を立てた人もいるようですが、このような人たちの多くが、ほんの少しだけ返済が遅れたというような事がきっかけとなっているようです。
少しくらいなら返済が遅れても、シミュレーションより少しだけ返済する額が増えるだけだと思っているなら、それは大きな間違いです。もしもすでにカードローンと契約しているのなら契約書を注意深く読んでください。「遅延利息」や「遅延損害金」という言葉がないでしょうか。あるいは、返済が遅れた場合の利息についてどこかにかかれていないでしょうか。
カードローンの多くに遅延利息という契約があります。これは予定通りに返済できなかった場合に、金利が何パーセントか上乗せされるというものです。ですからカードローンの返済が一時的に遅れてしまうと、遅れた分に対しては、より大きな金利がかかります。
このように遅延利息が発生すると、それによって月々の返済額が増えて、返済額が増えると返済が難しくなって遅れ気味になり、さらに返済額が増えていくというように、一旦返済が遅れてしまうと、返済するのがむずかしくなってきます。
返済シミュレーションは、きちんと返済できた場合のシミュレーションだということを忘れずに、万が一返済が遅れた場合のことも考えて、余裕を持って融資を受けましょう。